任意整理と個人再生の違いは?自分に最適な手続きで借金減額

このページを見ている人の中には、借金減額の方法を探しているうちに任意整理や個人再生という手続きを見つけて、違いが知りたいと思っている人が多くいると思います。

任意整理と個人再生の違いを一言で言うと、減額できる借金額がかなり違います。

そのため、任意整理は借金額に対して収入が多くある人が選び、個人再生は安定した収入があるけれども借金返済にはまったく足りないという人が選ぶことが多いです。

任意整理と個人再生の借金減額効果を比較

任意整理とは、弁護士や司法書士を代理人として銀行・クレジットカード会社・消費者金融と交渉し、利息の全額カットや返済期間の延長(60回払い程度)で和解する手続きです。

任意整理の場合、借金減額効果としては利息のカットのみですので、借金額が高額になってくると返済は苦しくなります。

例えば、300万円の借金がある場合、元本の300万円を60回払いで返済するとなると、毎月5万円を支払わなければなりません。

一方、個人再生は裁判所を通して手続きをすることで、元本を大幅に減額してもらい、それを35年かけて返済していくという流れになります。

個人再生なら元本を一定額減らしてもらうことが可能ですので、借金額が高額であっても返済できる可能性があるのです。

300万円の借金の例でいうと、個人再生なら元本を100万円まで減額してもらうことが可能なので、毎月の返済額は約17000円~27000円で済みます。

任意整理と個人再生のデメリットを比較

任意整理のデメリットとしては、5年間ブラックリストに載ることでクレジットカードの利用・作成やローン・キャッシングでの借金などができなくなるというものがあります。

個人再生のデメリットとしては、上述のブラックリストが約510年間続くこと、保証人付きの借金があると保証人に請求がいって迷惑がかかること、同居している家族に内緒で行うのは難しいということなどがあります。

つまり、任意整理は借金減額効果が小さいけれどもデメリットが少なく、個人再生は借金減額効果が大きいけれどもデメリットが多いということです。

ですので、自分の収入や借金額に応じて、適したほうを選ぶことが重要であるといえます。

まとめ

任意整理は借金減額効果としては利息のカットのみですが、デメリットは約5年間ブラックリストに載ることだけなので、手軽にできます。

個人再生は借金の元本を大幅に減額できるというメリットがありますが、約510年間のブラックリストに加えて、保証人に迷惑がかかることや同居の家族にバレてしまうことなどのデメリットがあります。