任意整理とおまとめローンはどちらがいいの?違いを徹底比較

借金返済の方法について調べている人の中には、「任意整理」と「おまとめローン」という2つの方法を見つけて、どちらがいいのか迷っている人もいると思います。

任意整理は国が認めた借金減額の正式な方法で、確実に借金を減らすことができます。

一方、おまとめローンは銀行などが提案している金融商品の一つで、借金を減らすというよりは支払いを一本化するために使えるものです。

任意整理とおまとめローンのメリットを比較

任意整理とは、弁護士や司法書士を代理人としてお金を借りた会社と交渉し、利息の全額カットや返済期間の延長といった条件で和解することを目的としている手続きです。

任意整理を利用すると、これから支払わなければならない利息が0円になり、返済期間を60回払い程度に延長してもらえるので、毎月の返済額も小さく抑えることができます

一方、おまとめローンは銀行や消費者金融などが金融商品として提案しているローンで、今借りているお金を一括ですべて返済できるだけのお金を借り、他の借金をすべて返済した後はおまとめローンだけを返済していくという形になります。

おまとめローンには利息カットなどの借金減額効果はありませんが、それまでの借金より金利が低ければ、毎月の返済額を減らせる可能性があります

任意整理とおまとめローンのデメリットを比較

任意整理では確実に借金を減らすことができますが、5年間ブラックリストに載ってクレジットカードの利用などの取引ができなくなるというデメリットがあります。

一方、おまとめローンの場合は金利が下がる可能性があるとはいえ利息が付くため、返済期間が長引くと支払う利息の総額は高くなるというデメリットがあります。

例えば、150万円の借金がある人が金利13%のおまとめローンを利用した場合、5年で返済した場合の返済総額は約205万円(利息約55万円)、8年で返済した場合の返済総額は約242万円(利息約92万円)にもなります。

おまとめローンを利用すると最終的な返済総額は増えてしまうことがあるという点は、よく注意しておくべきでしょう。

まとめ

任意整理は借金減額のための正式な手続きなので、利息を0円にしたり毎月の返済額を小さく抑えたりすることが確実にできますが、ブラックリストに載るというデメリットがあります。

一方、おまとめローンは借金の返済を一本化するための金融商品なので、利息が付くため返済期間が長くなると返済総額が高額になってしまうというデメリットがあります。

任意整理とおまとめローンで迷ったら、メリットとデメリットをよく比較して決めるといいでしょう。